『リナリア』の花言葉は「この思いに気がついて」

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181106Nyan7LIVE@新宿ReNY
2018年11月6日(火)新宿ReNYでのNyan7ライブ

『リナリア』のファーストインプレッション

私が『リナリア』という歌を初めて聞いたのは、Nyan7の正式にプロデュサーを引き受けた事をメンバーに発表した翌日、2018年1月15日深夜のことでした。

私は最初のミーティングで、Nyan7が持っているオリジナル曲が少ないという事実を知りました。

そのときすでにNyan7はOTONOVATokyo Candollという2つのライブバトルへの挑戦が決まっていて、このままでは“戦えない”と思いました。

そのミーティングで、みんなで何か対策をかんがえなければいけないねという話になり、その対策としてメンバーの珠居ちづるが提案してきたのが「自分が作詞作曲した『リナリア』をぽち(元メンバー)と2人で歌う」という提案でした。

“2人で”というところにはこだわりを感じたし、彼女が私の度量を試しているよう(笑)にも感じたので、さっそく音のデータを送ってもらう事にしました。

ちづるがすぐに楽曲のデータを送ってきたことに驚いたし、なによりその楽曲のクオリティー、ちづるの歌声にものすごく驚きました。

プロデュースを引き受けるかもしれないと意識して私がみた直近のNyan7のパフォーマンスと、あまりにかけ離れた(笑)ものだったからです。

まだNyan7のことを何も知らずにいたし、どんな風にプロデュースをするかも全く考えていないタイミングだったこともあって、正直に言えばNyan7に対してプロデュースを「やってあげる」的な思いを抱いていた時期でした。

だけどこの一連の出来事は、そんな私の考えを一新し、Nyan7メンバーと真摯に向き合おうと決断させた出来事となりました。

リナリアに込められたちづるの思い

そして『リナリア』というタイトル。

リナリアの花
リナリアの花

『リナリア』は、花の名前です。パステルカラーの花色とすらりとした花穂の風に揺れる姿が優しい印象をもった花です。しかし、その優しい印象とはうらはらに、茎が倒れてもその茎の脇からわき芽が伸びてたくさんの花を咲かせるほど丈夫です。

激しいギターサウンドをバックに紡がれる力強いメロディーの上に、異性を思う切ないフレーズが綴られた歌詞というある種のミスマッチを感じさせる楽曲の世界感を、『リナリア』というタイトルで表現したセンスに、私はとても感動したことを今でも覚えています。

『リナリア』の花言葉は、「この恋に気づいて」。切ない片思いを歌い上げる歌詞の中には、一度も『リナリア』という単語は出てきません。ちづるの歌への思いをも感じられるこの楽曲が、“小野寺体制(笑)”のNyan7の象徴になっていくという予感を感じました。

最初のライブにちづるはいなかった(笑)

私が携わり始めて、わずか1週間。最初のライブの日がやってきます。場所は、egg-man tokyo east 。なんとちづるは欠席でした。

しかし、このライブはその後のNyan7を語る上で、とても重要なライブになりました。その後Nyan7がライブバトルを勝ち抜いていく武器として大きく成長するカバー曲を初披露したのもこのライブでした。

Buono! 『初恋サイダー』 (MV)

私はこのライブで、Nyan7のメンバーの潜在能力の高さと“変わりたい”“もっと良いパフォーマンスがしたい”という彼女たちの思いをあらためて感じ、より深くNyan7のことを愛していこうと決断しました。

Nyan7で『リナリア』をやるための障害?!

『リナリア』を私が聞き込んでいた時期と、Nyan7メンバーの個性を感じようと必死に彼女たちのSNSやSHOWROOMを追いかけていた時期は当然のことながら重なっていきます。

どんなパフォーマンスを作ったら、『リナリア』の魅力を最大限に引き出せるか。そんなことを考えながら、私は日々Nyan7メンバーたちを見つめていました。

ネックになっていたのは、ちづるが言った“ぽちと2人で歌う”という言葉でした。体制が変わったばかりのこのタイミングで、5人中3人が“歌わない”という選択をすることが、その後のNyan7にどのように影響を与えるのか、当時の私は測りかねていたのです。

先に紹介したライブでは、トーク力を存分に生かしたぽちの個性(笑)に可能性を感じると同時に私の心に残ったのは、ここあ(元メンバー)のリーチを生かしたダンス、あいちぃ(元メンバー)のビジュアル、そしてなぐ(元メンバー)のリズム感の良さでした。

その3人の魅力は“歌うこと”にこだわらなくても充分にお客さまに伝わるということは感じていながらも、その魅力を伝える手段を思いあぐねていました。

きっかけはあのユニット!

そんなある日のことでした。私がNyan7の活動の参考にしようといろいろなアイドルの楽曲やパフォーマンスをYouTubeでチェックしていた時、一つのミュージックビデオに目を奪われました。

それは、私が大好きな5人組のダンスヴォーカルグループの曲の映像でした。中でもその曲は私が大好きな曲で、幾度と無く聞き、その映像も何度も見ていたものでした。

℃-ute『悲しきヘブン(Single Version)』

Nyan7に携わり始めてから、初めてMVを見たその時、私はそこに今後のNyan7のスタイルの大きなヒントをもらいました。

ちづるとぽちが並んで力強く歌う真ん中に、グループ1タッパがあるここあを配置。そしてその両翼をあいちぃとなぐが固める。3人が歌わずにダンスパフォーマンスを行うというフォーメーション。その後のNyan7の大きな武器になるその形が、私のなかにできあがった瞬間でした。

2018年2月19日(月)Tokyo Candoll 初戦でのNyan7@渋谷Glad
2018年2月19日(月)Tokyo Candoll 初戦でのNyan7@渋谷Glad

“小野寺体制(笑)” 初の5人でのライブ

2018年1月30日六本木CLUB EDGE、スタクラ感謝祭。この日は“小野寺体制(笑)”になって初めて5人がそろうライブでした。

迷走していたNyan7メンバーたちが再スタートする舞台で『リナリア』を初披露できた事は、Nyan7と『リナリア』を語る上で外せない出来事となったのです。

ちなみに、この日はもうひとつ初披露の曲がありました。

その後地下アイドル界で、珠居ちづるの歌声を多くのお客様や共演アイドルの方々に印象づけることになるその曲は、迷走していた彼女たちを勇気づけ、君たちはそのままで良いよ、大丈夫もっとがんばれるから前を向こうよという、私からの暑苦しい(笑)メッセージをこめて選曲されたモノでした。

BiSH / プロミスザスター[NEVERMiND TOUR FiNAL @ ZEPP TOKYO]

今のNyan7と『リナリア』

時はたち、メンバーがちづる一人になったとき、やはり私たちが前を向くきっかけをくれたのも、実は『リナリア』でした。

2018年9月20日新宿RUIDO K4。久しぶりにライブハウスで行ったこのライブで、完全アウェイという中、フロアのお客様の空気が大きく動いた瞬間がありました。

私たちの後に出番を控えていたグループのお客様たちが、ちづるがメガフォンを持った瞬間にステージに釘付けになったんです。

けして多くのお客様ではありませんでしたが、そこにいた皆さんが珠居ちづるを気にかけてくれたというこの出来事は、私のなかでその後のNyan7の活動を考える上で大きな勇気となる出来事でした。

『リナリア』は、Nyan7がどんな体制になったとしても、今後も歌い続ける大切な曲です。皆さんもぜひ、たくさんライブで聞いていただけたら嬉しいです。

2018年11月6日(火)新宿ReNYでのNyan7ライブ
2018年11月6日(火)新宿ReNYでのNyan7ライブ
2018年11月6日(火)新宿ReNYでのNyan7ライブ
2018年11月6日(火)新宿ReNYでのNyan7ライブ

リナリア

科・属名: オオバコ科ウンラン属

和名: リナリア

別名: 姫金魚草(ヒメキンギョソウ)

英名: Linaria

原産地: ヨーロッパ、北アフリカ

色: 赤、ピンク、白、紫、黄など

花言葉:この恋に気づいて

パステルカラーの花色とすらりとした花穂の風に揺れる姿が優しい印象をもった花。しかし、その優しい印象とはうらはらに、茎が倒れてもその茎の脇からわき芽が伸びてたくさんの花を咲かせるほど丈夫。

珠居ちづる-リナリア

【関連記事】Nyan7 in 新宿 RUIDO K4

『リナリア』の花言葉は「この思いに気がついて」” への1件のコメント

  1. ちづるんソロ曲としての「リナリア」はもちろん良いのですが、ぽちとちづるんが歌い、3人が踊る「リナリア」への思いが強く、今のライブで聞くとちょっと泣きそうになります。

    ただ、過ぎたことを言っても仕方ないので、今後とも週末メインに行ける時にはライブ行きますので、宜しくお願い致します。

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